英語を学ぶ上で非常に重要なのは、リーディング（読解）です。あなたは巷で、学校で習った英語の文法や読みを中心とする学習方法は無駄で意味がないという言葉をこれまで沢山耳にしたことがあると思います。実際、英語を話すことができないと感じている人はこれが実情であると納得していると思います。しかし学校の母国語の授業が文法や語彙の習得、教科書の読解が中心であったことを思い起こせば、これが真実性に乏しい情報であることがすぐにわかると思います。英語ネイティブの学校でも国語の授業は文法やリーディングが中心です。ビジネスでもコミュニケーションの媒体はメールや文章が基本であり、米国公認会計士、英検などの資格試験や大学受験も基本はすべて文章を読み解いて解答する形式です。

実用英語技能検定試験では、英語の語学能力を測る指標を主に４つの技能であるリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングに分類しています。ではなぜあれほど学校で英語を勉強したのに話せないのか？ということですが、それは、リーディングの絶対量と習熟度の不足であり、リーディングを単に読むという訓練だけに費やしていたからです。語学習得の基本はリーディングにありますが、これを他の3つの技能に応用しないままリーディング能力だけを強化していたからです。本講座は、リーディング中心の講義ですが、それだけではなく、他の3つの技能も同時に強化していく方法論を教示していきます。

社会生活上のレベルが上がると日常会話という枠を超え必要となる英語力も高度になります。ビジネス英語等高度な英語スキルを身につけるためには、このリーディング力を最大限まで強化し応用する必要があります。本講座は、高度な英語スキルを習得することを主眼にリーディング力を徹底強化し、他の3技能（リスニング、スピーキング、ライティング力）向上にも繋げていく講座を展開します。